ことのはフレンズは岡山県赤磐市にある児童発達支援・放課後等デイサービスを運営している施設です。
伝えることの大切さ。その基本となる言葉に課題があることが見過ごされています。小さなSOSを見つけ出し、コツコツとトレーニングを重ね、将来自立できる力を身に着けられるよう様々なプログラムによって支援し、たくさんの笑顔と達成感をみんなで感じることを目指しています。
私は耳鼻咽喉科医として臨床を重ねる中で、軽度の構音障害、言葉の発達の遅れがある子供達の支援ができればという強い思いがありました。2013年より、当時川崎医療福祉大学の教授であり、言語聴覚士の福田章一郎先生にお願いし、医療法人こしむね瀬戸クリニックで言葉の相談をスタートしました。当時の私は耳鼻科医としての立場から難聴がなければ言語獲得はついてくるものと思っておりましたが、言語聴覚士としての福田先生の指導をみて、全体的な発達のばらつきにより言語習得の遅れがおこるという認識を新たにしました。また、言語習得だけでなく、社会性や巧緻性など総合的な支援が必要であるとも感じました。
そこで、私共は耳鼻咽喉科医と言語聴覚士が一緒に、言葉に特化した訓練施設の構築を目指し、2019年に「一般社団法人ことのはフレンズ」を立ち上げ、この度2022年4月に赤磐市桜が丘に児童発達支援・放課後等デイサービス ことのはフレンズ「ラクーン」、言葉の教室きつねのしっぽを開設する運びとなりました。
言葉の遅れは学習の遅れに結びつきます。発達にばらつきのある子供達や難聴の子供達の特性を知り、できることを伸ばす成長支援、聴能訓練に力を入れる所存です。また、日本語でのコミュニケーション以外に手話、暗唱の奨励、プログラミング教育など楽しみながらできる学習方法を取り入れ、成長度を可視化していく為に検査自体も楽しんで行えるようにして参ります。 また、学習面の支援には様々な経験を持った方々にあたってもらう予定です。 集団での支援が困難な方につきましては、言語聴覚士と連携して言語個別指導との併用も提案して参ります。
言葉に特化した施設として、赤磐市の生活習慣を指導してくださる沢山の素晴らしい療育の他施設、学校、地域、医療機関と協力しながら、輝かしい未来のある大切な子供たちを育んでいけたらと思っております。
一般社団法人ことのはフレンズ
理事長 越宗 あさこ
保護者向け無料説明・体験見学を随時受付中です。お気軽にお問い合わせください。
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